関西独立リーグ神戸9クルーズの吉田えり(17)が29日、兵庫県尼崎市記念公園野球場で行われた明石戦の9回に2番手で登板し、先頭打者の米田和弘捕手(25)からナックルで空振り三振を奪った。味方打線が2点を返して4-5と1点差まで追い上げた場面で出番。全6球ともナックルで、カウント2-2から空振り三振。前回登板の3月27日のリーグ開幕・大阪戦(京セラドーム大阪)でも三振を奪ったが、当時の決め球はストレートだった。右肩痛を乗り越え、初めて得意球で三振を奪い、思わず涙を流したナックル姫は「いろんな準備をしてきて、挑むという気持ちでマウンドに立てました」と語った。

 [2009年5月29日23時32分]ソーシャルブックマーク