マリナーズを退団する城島健司捕手(33)について、阪神の坂井信也オーナーは20日、大阪市福島区の阪神電鉄本社で「日本を代表する捕手。是が非でも(欲しい)という気持ちだ」と話し、獲得に乗り出すことを明らかにした。今後は代理人を通じて交渉に入る。

 この日は定例のオーナー報告会が行われ、その席でも城島との交渉について話し合われた。阪神は中軸を打てる右打者の補強を課題としており、南信男球団社長は「捕手というのもあるけど、それ以上に数年先を見据えて中軸を打てる選手が欲しい」と話した。

 阪神は正捕手を務める矢野が今季、故障もあって30試合の出場にとどまった。

 [2009年10月20日20時56分]ソーシャルブックマーク