日本野球機構(NPB)の井原敦事務局次長は長崎市内で14日、日本、韓国、台湾、中国の4カ国・地域の優勝チームが出場するアジアシリーズを、来年は台湾で開催する方針に変更がないことを公表した。日程調整は必要だという。

 今秋に八百長事件が発覚し、逮捕者が出るなど台湾球界は揺れている。ただ、13日に開かれたアジアシリーズ運営委員会では、台湾側から「スキャンダルが起きた後も、国際大会への関心は高い。政府保証やスポンサーの問題もない」と支障がないことが報告された。

 11月10日開幕で13日に決勝が想定されている。しかし、日本シリーズやアジア大会などで過密日程となるため、1月に再び協議することになった。

 [2009年11月14日15時30分]ソーシャルブックマーク