<日本ハム1-0オリックス>◇27日◇札幌ドーム

 日本ハム稲葉篤紀外野手(37)が今季初めて中軸を外れ「7番右翼」で先発出場し、珍プレーで連敗ストップに貢献した。ここ3試合連続無安打と下降線で、打率2割1分5厘と不振で、配置転換。5回1死三塁の先制のチャンスでは痛烈なライナーを放ち、オリックス二塁手のフレディ・バイナム内野手(30)がまさかのトンネル。終わってみれば、決勝点になった。1点リードの8回の守備。2死二塁からライナー性の打球を処理し、一塁へ送球して「ライトゴロ」を完成させ、ピンチを救った。稲葉は「タマタマうまくいっただけの話」と珍事続きの1日を、苦笑で振り返っていた。

 [2010年4月27日22時38分]ソーシャルブックマーク