ソフトバンク王貞治球団会長(70)に10日、陶芸家の十四代酒井田柿右衛門(75)から「濁手菖蒲文皿」が寄贈された。「濁手菖蒲文皿」は、王貞治ベースボールミュージアム開館と王会長の古希を記念して製作され、5月生まれの王会長の好きな「菖蒲」がモチーフになっている。王会長とは20年以上の付き合いがある十四代酒井田柿右衛門は「王くんは他の人にない常識、人間味、教養、感性を持たれている」と話した。王会長は「ミュージアムに花を添えていただき、この上なく光栄」と語った。

 「濁手菖蒲文皿」は5枚製作され、王会長に寄贈された1枚をのぞき、4枚はミュージアムショップで89万円で販売される。

 [2010年6月10日22時6分]ソーシャルブックマーク