<ソフトバンク6-4西武>◇21日◇福岡ヤフードーム

 ソフトバンクのロベルト・ペタジーニ内野手(39)が劇的なサヨナラ弾だ。11回1死一塁。西武藤田の外角の直球を振り抜いた。低空の弾道を描いた打球は右翼ポール際へ飛び込んだ。両腕を挙げてガッツポーズ。本塁でもみくちゃにされた。

 5号2ランは今季2本目のサヨナラ本塁打。勝負強い助っ人が、球団通算100本目(2リーグ制以降)のサヨナラ弾を生み出した。「勝てたのが最高。ホームランという最高の結果が出てうれしい」と喜びをあらわにした。

 チームは07年7月以来3年ぶりの7連勝。首位西武に0・5差と肉薄して、最高の形で前半戦を終えた。

 [2010年7月21日23時27分]ソーシャルブックマーク