ソフトバンク王貞治球団会長は、7日の大沢啓二氏逝去にあたって、「日本シリーズで対戦したとき、守備位置を頻繁にかえる魔術師のような選手といった第一印象でした。データ的なものを先取りした守備の位置取りは新鮮であり、頭脳的なプレーヤーでした。引退後はロッテ、日本ハムの監督を務め、球団常務としてフロント入りし、その後もプロ野球OBクラブ理事長等と歴任し、常に野球界の先頭に立ち続けた、現在のプロ野球界の礎を作ったうちのお一人でした。まだまだ私たちと一緒に野球を語り、野球の普及にお力を貸していただきたかっただけに、残念でなりません。心よりお悔やみ申し上げます」とコメントした。

 [2010年10月7日13時4分]ソーシャルブックマーク