広島横山竜士投手(34)、東出輝裕内野手(30)、天谷宗一郎外野手(27)と斉藤悠葵投手(23)が12日、福井市で開催された高校生対象のシンポジウム「夢の向こうに」に出席した。4人全員が福井県出身だけあって、会場は熱気むんむん。バッテリー編のあと、野手編の技術指導が行われ、約3時間のレッスンだった。

 福井商出身の天谷は「福井で育って、何とか福井県に恩返ししたいと思って野球をしていた。『良かった』と思ってもらえたなら良かったです」と振り返った。コーディネーターの湯舟敏郎氏(44=日刊スポーツ評論家)も「福井県出身の選手がたくさんいて、より身近で分かりやすく、選手の頭に入ったんじゃないでしょうか」と話した。

 [2010年12月12日20時16分]ソーシャルブックマーク