巨人の「近未来打線」が活性化してきた。29日の広島との練習試合で、1番長野が本塁打。2番脇谷は1回にバントを失敗し、一塁走者を二塁に送れなかったものの、一塁走者として、すぐさま盗塁を決めた。また3回には右越え三塁打を放ち、先制のホームを踏んだ。3番坂本は3回の先制打を含む3打席連続安打。

 原辰徳監督(52)は「脇谷は、多少、粗削りなのも彼の魅力。バントを失敗しても、しっかりとスチールを決めるとかね。今日の1、2、3番は非常に高い点をあげられるんじゃないでしょうか。あの3人が塁上に、打席にいると、スリリングでしょ?」と3人を評価した。