<ロッテ3-2ソフトバンク>◇29日◇QVCマリン

 ソフトバンク山田大樹投手(22)が、7回4安打3失点と好投しながら、今季初黒星を喫した。1点リードの5回。2死満塁でロッテ荻野貴司内野手(25)に逆転の3点適時二塁打を浴びた。勝負球に選んだ直球が甘く入り、山田は「あの1球。その前の球がいい所に行った分、もったいなかった」と反省した。ただ、打線の援護に恵まれない一面もあった。秋山幸二監督(49)は「山田はあと少しだが。飛躍するには」と話し、チームの連勝失敗には「もうちょい。歯車がかみ合えばね」と振り返っていた。