左手親指を痛めているソフトバンク松中信彦外野手(37)が1日、出場選手登録を抹消された。松中は23日ロッテ戦の試合前フリー打撃で打撃投手の球が左手親指に当たった。29日ロッテ戦で先発出場したが、翌30日に再び症状が悪化。腫れが治まらず、菌による炎症以外で骨折の可能性もあるため、明日2日に福岡市内の病院で精密検査を受けることが決定。この日午前中にQVCマリンを離れ、東京から福岡への移動に入った。

 松中は「一昨日久しぶりに試合に出て、自分でもここまで腫れるとは思わなかった。自分では折れていないと思ってやっていたけど、何が原因でここまで腫れているか分からない。1日でも早く戻ってきたい」と話した。この日は福岡で左手親指の治療を受けた。

 最短での1軍復帰は11日オリックス戦から可能になる。