<日本ハム3-2横浜>◇11日◇札幌ドーム

 横浜が2度のビハインドを追いつきながら勝ち越せず、単独最下位に転落した。先発高崎健太郎投手(25)は1回に先制点を許すも、粘りの投球で7回途中3失点。打線はターメル・スレッジ外野手(34)の本塁打やブレット・ハーパー内野手(29)の適時二塁打で同点に追いついたが、好機であと1本が出なかった。

 4打数無安打に終わった村田修一内野手(30)は「状態は正直よくないですが、今は耐えどき。悪いからと言って、むちゃくちゃな打撃はできない。調子が上がるのを待つしかないけど、悪い中でも進塁打を意識しながら、つなぎの野球をやっていきたい」と、表情を引き締めていた。