ソフトバンクの内川聖一外野手(28)が、右太もも裏痛を悪化させ23日、出場選手登録を抹消された。関係者によると、前日22日に病院で検査を受け、症状の悪化が認められたという。内川は5月4日に右太もも裏を痛めた際に「肉離れの手前」と話しており、肉離れをおこしたことが濃厚だ。復帰メドは立っておらず、当面は体を動かすことも控えるとみられる。

 秋山幸二監督(49)は「思わしくない。打つ方にも影響が出始めていた。ほかのところにも影響がでているようだから、時間をとって。(復帰時期は)分からない」と話した。

 内川は、ここまで49試合に出場し打率3割6分3厘、6本塁打で好調ホークスをけん引。交流戦でも活躍し、MVPに選ばれたばかりだった。