<ヤクルト3-2広島>◇27日◇神宮

 広島打線が、初対戦となったヤクルトの新人七条祐樹投手(27)を攻略しきれず、3連勝を逃した。1点を追う3回2死一塁から丸佳浩外野手(22)が6号2ランを放ち逆転。勢いに乗るかと思われたが、4回から6回は無安打に抑え込まれ、6回裏には逆転を許し、七条に3勝目を献上してしまった。野村謙二郎監督(44)は「丸の1発でいい流れになったと思ったが、楽に投げさせてしまった。コーナーをついて打たせて取るタイプだが、もう少し捕まえられなかったかな」と、七条相手に6回3安打に終わった打線に苦言を呈していた。