横浜が、原点回帰で打線の不振脱出を図った。12日、横浜スタジアムで1軍練習。当初は先発投手陣の指名練習の予定だったが、渡辺、石川、筒香ら野手12人も参加した。前カード中日戦では3戦合計11安打で、わずか3得点。この日は約1時間、全員がロングティーを行い、下半身からの力がしっかりボールに伝わるように、スイングを確認しながら振り込んだ。大声をかけながら見守った尾花高夫監督(54)は、「キャンプでしっかり振り込んで、前半戦はできていたんだから。頑張らないとしゃあない」と、13日からの巨人戦に向け、気合を入れ直していた。