<ヤクルト2-1広島>◇25日◇神宮

 ヤクルトの宮本慎也内野手(40)が3年ぶりの3割となる打率3割2厘でシーズンを終えた。41歳になる年、またはそれ以上の年齢での3割を記録したのは落合(巨人)らに続き史上4人目。ベテランは「そこは考えてない。本当に優勝したかった」と、チームの終盤の失速を悔やんだ。

 青木宣親外野手(29)は2割9分2厘に終わり、2年目から6年連続でマークしてきた打率3割が途絶えた。記録については「何も思ってない」と話し、「クライマックスシリーズがあるわけだから、まだ希望はある」と先を見据えた。