西武渡辺久信監督(46)が2日の埼玉・所沢で行った全体練習で「AKBに負けたな~」と悔しがった。

 というのも、キャンプ地から本拠地に戻っての初練習は、西武ドームが翌3日に予定されたAKB48握手会の会場設営準備があり使用不可。野外グラウンドは降雨と残雪のため、50人以上の選手スタッフが室内練習場でごった返すハメになったからだ。

 その渡辺監督、「AKBに関しては12球団の監督で一番詳しいと思うよ」と自信ありげ。総選挙で上位7位にランクインした、いわゆる「神セブン」の名前をスラスラと言った。ライバル格の「乃木坂46」の話題にも食いついた。監督はかつて「新人類」と呼ばれたが、時代の変化に敏感で、情報のアンテナを常に張り巡らせているようだ。

 ※「神セブン」とはAKB48選抜総選挙の第1回と第2回で上位7人のメンバーが不動だったことから付けられた。大島優子、前田敦子、篠田麻里子、板野友美、渡辺麻友、高橋みなみ、小嶋陽菜の7人。前回第3回では板野友美が8位に後退し、柏木由紀が8位から3位に食い込んだ。