<ヤクルト0-1日本ハム>◇30日◇神宮

 日本ハム中田翔内野手(23)がスーパー送球で、1点差勝利のキーマンになった。1-0の6回2死二塁で相川の左前打を猛ダッシュして処理。三塁を回った二塁走者を見ると、素早く本塁へと強烈な速度のワンバウンド返球をして刺し、同点の生還を許さなかった。中田は「捕手が捕るのが難しいところではなく、ワンバウンドで思って投げた」と会心のプレーに、ご満悦。本業のバットでも2回に左前打を放ち、決勝点の1点を演出するなど猛ハッスルだった。