<阪神3-0広島>◇31日◇甲子園

 広島ブライアン・バリントン投手(31)が、リーグワーストタイの11敗目を喫した。1回に自身の失策も絡み先制を許したが、尻上がりに調子を上げていった。だが、6回1死二、三塁から能見篤史投手(33)が試みたスクイズにボールが当たったように見えたが、空振りと判定されると、ボールが転がる間に三塁走者が生還。7回2失点の好投も報われなかった。バリントンは「相手は能見だったし、彼が相手では先制を許すとね…」と疑惑の判定よりも、1回の失点を悔やんだ。