日本ハム大嶋匠捕手(22)が20日、千葉・鎌ケ谷にある2軍施設で契約更改交渉に臨み、現状維持の500万円でサインした。「来年が本当の勝負だぞと言われました」と、プロ入り初の契約更改を緊張の面持ちで振り返った。

 昨年のドラフト会議で指名された際には、早大ソフトボール部出身という異例の経歴が注目され、2月の沖縄・名護キャンプでは紅白戦で本塁打を放ち話題となった。シーズンでは1軍昇格はならず、2軍で60試合に出場し打率1割9分9厘、3本塁打に終わった。「課題は全部なんですけど、やっぱり守備ですかね。しっかり、やっていきたい」とオフの自主トレを見据えていた。