野球体育博物館は28日、野球殿堂入りの競技者表彰の候補者を発表し、プレーヤー表彰では巨人の原辰徳監督(54)、広島で活躍した大野豊氏(57)らに加え、新たにヤクルトの黄金期を支えた古田敦也氏(47)らが候補に入った。

 エキスパート表彰には、元日本ハム監督の故大沢啓二氏らが名を連ね、阪神で2年連続の3冠王に輝いたランディ・バース氏(58)、今季まで中日の投手コーチを務めた権藤博氏(73)らが新たに加わった。

 プレーヤー表彰は現役引退後、5年以上経過した人で候補入りしてから15年間が選考対象。エキスパート表彰は現役以外の監督やコーチら、または選手引退後、21年以上経過した人が対象となる。

 殿堂入りは来年1月11日に発表される。