ソフトバンク岩崎翔投手(23)が15日、「オリエント・エクスプレス」と呼ばれた郭泰源投手コーチ(50)から宝刀スライダーを伝授された。

 ブルペン投球中に握りを指南され、さっそくテスト。「僕のは横曲がりなので、指の切り方を縦にして、よりホームベースに近いところで落ちる感じでした」。西武で117勝を挙げた郭コーチは最速158キロの直球と超高速スライダーでならした。世代の離れている岩崎は「そうらしいですね」とピンと来ていないが、「あまりスライダーは得意でないので、後々は縦に曲がるものに変えていきたいです。勝負できる球が1つでも増えるといいですから」と感謝していた。