オリックスの抑え候補、馬原孝浩投手が右鎖骨下にある腕神経叢(わんしんけいそう)の炎症と診断されたことが8日、分かった。野間チーフトレーナーによると数日間は自宅安静が必要で、開幕についても「(間に合うか)断言できない」と話し、調整が大幅に遅れることを明かした。

 ソフトバンクから移籍した馬原は5日のヤクルトとのオープン戦で登板したが、血まめと右腕の脱力感を訴え、1/3回4失点で降板した。ランニングや下半身のトレーニングでも補助的に腕を使ってしまうため、練習は一切行えない状況。手術の可能性はないという。