<中日1-0阪神>◇25日◇ナゴヤドーム

 阪神榎田大樹投手(26)は6回1失点で2敗目(2勝)を喫した。初回から3四死球で2死満塁のピンチを招く、不安定な立ち上がり。

 なんとか無安打投球を続けていたが、5回1死から9番岩田に四球を与え、最後は2死三塁から2番荒木に中日初安打となる先制適時打を浴びた。6回7奪三振1安打ながら6四死球で1失点。「ピッチャーへの四球が、点を取られた1番の要因です」。防御率0・385は0・61に落ち、リーグトップの座を広島前田健(0・391)に譲って2位に陥落した。