<阪神2-1広島>◇31日◇甲子園
阪神の藤浪晋太郎投手(19)が、6回1失点の好投で、セ・リーグ、阪神球団ともに67年の江夏豊氏以来46年ぶりとなる高校新人2桁10勝目をマークした。
2-1の5回は、1死から3連打を浴びて満塁とされたが、3番丸を見逃し三振、4番キラを三邪飛に打ち取ってピンチを逃れた。
打線は1回に4番鳥谷の左前適時打で先制、1-1の4回は5番新井の中犠飛で勝ち越すなど援護している。
6回の広島の攻撃が終了したと同時に雨脚が強まり、68分間の中断。藤浪は、この回限りでマウンドを降りた。
6回を94球、6安打を許しながら1点に抑えた。
「今日はフィールディングのミスなど、反省するところが多かったです。天候のこともありますが、先発投手としてもう少しイニングを投げたかったです」とコメントした。