<楽天6-2オリックス>◇13日◇Kスタ宮城

 オリックスが敗れ、4連敗で借金は12となった。先発八木は4回まで無失点も、5回、6回につかまり5失点。

 森脇浩司監督(53)は「途中まで互角に、それ以上の投球をしていたと思うけどね。途中でせっかくいいリズムできているのに、ちょっとバッターによって警戒しすぎた。楽天戦においては同じ打者にやられるゲームが非常に多い。もう少し打者の特長を知ってね。春先じゃないし、夏でもない。残り何試合かに迫ってきているからね。特長を知って攻めていけば失点は防げたゲーム。評価はしてあげていいと思うが、連敗を止めるには非常に大きな壁だった」と話した。

 攻撃陣では5回2死三塁から安達が見逃し三振に倒れた。「苦しい状態が続いているけど、みんな決して諦めることなくやっているんだけど、そこにもうひとつ加わってこないと。安達が見逃し三振しているようではチームは動かない。特に若いんだから、ボールにかみつくくらいでないと。そういうところが一番欠けているのでね」と苦言を呈した。

 連敗が続いているが、今後の糧にするしかない。最後は「負け続けているなかで、心の中に煮えたぎるものを持っている。それを結果に結びつけるためにも、あと1つ2つ身につけること。それが大事」と話し、バスに乗り込んだ。