<西武6-5ロッテ>◇29日◇西武ドーム

 新守護神を任された西武の涌井秀章投手(27)が1点リードの8回途中から登板し、課題を残した。

 8回のピンチは代打井口を見逃し三振に仕留めたが、9回は2死から四球で同点の走者を出した。

 28日のソフトバンク戦でサファテが抑えに失敗。

 渡辺久信監督は「一番状態がいいのは涌井」と配置転換を決めた。

 右腕は過去4試合が無安打無失点で、この日も最速148キロをマーク。昨季も抑えの経験があり「頑張ります」と気持ちを切り替えた。