今シーズン限りで阪神を戦力外となった野原将志内野手(25)が鳴尾浜で汗を流した。シーズン終了以降も、ほぼ毎日練習に参加している野原はこの日、定位置の三塁ではなく、二塁でノックを受けるなど精力的に動いた。

 現役続行を希望しており、合同トライアウトを受験予定で「とにかく体を動かさないといけない。どこを守れと言われても、できるように準備しておきたい」と必死だ。

 黄金世代と言われる、楽天田中や広島前田健、巨人坂本らと同期の06年高校生ドラフト1巡目入団。阪神で力を出し切れなかったスラッガーの目はまだまだ死んでいない。