パ・リーグ6球団がリーグ振興を目的に設立した共同事業会社のパシフィックリーグマーケティング(PLM)が来季、台湾のテレビ局にニュース用に試合の映像を提供することで基本合意していることが25日、分かった。条件面など詰めの交渉を続けている。

 台湾では3月に行われたワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の2次ラウンドで日本と延長戦を演じた。敗れはしたが、この試合などをきっかけに日本のプロ野球人気が高まっているとされ、PLMではファンの拡大を目指す。

 映像はプレーなどを数分間にまとめたもので、台湾の複数のテレビ局と交渉している。関係者によると、今後は韓国への進出も目指し、試合中継の売り込みにつなげたいとしている。