巨人は19日、都内ホテルで来季着用する新ユニホームの発表会見を行った。

 球団創設80周年を迎える大きな節目に一新した。

 胸のロゴは、創設から70年間使用してきた花文字に戻した。袖には、通算22回の日本一を表現する大小2個ずつの星が入った。ビジター用は、1961年から32シーズン使用したさわやかなブルーを採用した。

 プレーに即した立体裁断にこだわり、軽量化11%、吸収性11%、速乾性7%、通気性12%、ストレッチ性15%の改良に、それぞれ成功した。

 お披露目の登壇は村田、内海、宮国、中井の4選手が務めた。内海は「日本一しかないと思う。最高のユニホームができた」。村田は「ユニホームとともに、日本一奪還を目指して、伝統を継承していけたら」と話した。

 原辰徳監督(55)は「巨人軍の歴史は、そのまま日本プロ野球の歴史と言っても過言ではありません。パイオニアとして伝統を引き受け、これからも戦っていきます。新しいユニホームに袖を通して戦うことを、今から心待ちにしています」とのビデオメッセージを寄せた。