DeNAは25日、ロッキーズからFAとなった高橋尚成投手(38)を獲得したと発表した。年俸6000万円プラス出来高の2年契約(金額は推定)。

 すでに阪神からはFAで久保康友投手(33)を獲得しており、左右の先発候補が加入。即戦力として期待されるドラフト1位の柿田裕太投手(21)を含め、先発陣の層はグッと厚みを増すことになりそうだ。

 高橋は巨人時代の日本で79勝、メッツなど大リーグで14勝、日米通算93勝を挙げており実績は十分。今季、日本人左腕の先発勝利は藤井の6勝だけで、左投手の補強は重要課題のひとつだった。

 630得点はリーグトップだっただけに、防御率リーグ・ワースト4・50の投手陣が整備されれば、悲願のCS進出に弾みがつく。