広島一岡竜司投手(23)が9日、宮崎・天福球場でチーム初実戦となる紅白戦に登板し、2回を無安打無失点に抑えた。

 味方失策で走者1人を出したが、最速145キロの直球に鋭いフォーク、98キロのカーブも交えて5三振を奪う快投。「前回のシート打撃登板と比べて、イメージする投球に近づいてきた。狙って直球でファウルも取れた」。オフに巨人へFA移籍した大竹の人的補償として加入。視察した松田オーナーは「巨人も悔しがるじゃろ」と満足げだった。