<オープン戦:巨人3-2ヤクルト>◇1日◇東京ドーム

 ヤクルトのウラディミール・バレンティン外野手(29)の一塁コンバートプランが水泡に帰した。

 1日、東京ドームで行われた巨人とのオープン戦の3回。無死一、二塁から二ゴロ併殺を狙ったプレーで、二塁ベースカバーに入った遊撃手西浦からの何でもない送球を落球してしまった。この後、犠飛による失点につながった。「今日はちょっと心が折れました。ライトフィールド、お願いします」と、いつもの陽気さを失っていた。きょう3日はDHでスタメン出場する予定。その後は外野に戻ることになる。

 小川監督もさすがに厳しかった。「いただけない。普通にプレーしないと。自分の中では判断しています」と、話した。左アキレスけんへの負担軽減を図ってのアイデアだったが、公式戦前に頓挫することになった。