ヤクルトは4日、トニー・バーネット投手(30)が都内の病院で検査を受け「左ひざ後十字靱帯(じんたい)の部分断裂」と診断されたと発表した。実戦復帰まで2カ月はかかる見込みで、出場選手登録を抹消された。バーネットは2日の広島ヤクルト2回戦(マツダ)の延長12回に、打者走者に飛びついてタッチした際に左ひざを痛めていた。

 守護神の長期離脱決定に、小川淳司監督(56)は「時間がかかりそう。仕方ない。必死になってアウトを取りに行こうとした表れだから。みんなでカバーしていくしかないと思います」と話した。