<中日3-6阪神>◇6日◇ナゴヤドーム

 阪神和田豊監督(51)が。勝利の余韻に浸れなかった。延長12回に、ルーキー梅野の1発で今季リーグ最長4時間47分に終止符。2位へ再浮上した。

 8回から5イニングをパーフェクトリリーフした救援陣など、喜ぶ話題が続いたが…「こんな勝ち方して、そこ突いてくるか」と苦笑する場面があった。

 7回2死一、二塁で代打関本が右翼線へ同点二塁打を放った。二塁走者の代走田上は悠々とホームインしたが、一塁走者の新井貴が本塁憤死。坂や俊介、柴田という代走の選択肢もあっただけに「結果的には(代走を)いかしていればセーフになったかも、というところだよな。振り返ってみると」と、ちょっぴり悔やんでいた。