<イースタン・リーグ:ヤクルト3-9巨人>◇28◇戸田

 右肩痛からの完全復活を目指す巨人沢村拓一投手(26)が、今季2度目の実戦登板で3回を4安打無失点に抑えた。

 先発今村に代わり、6回から登板。最速は8回、走者一塁の場面で西浦に投じた1球目が147キロを計測した。毎回走者を背負ったが要所を締め、1度も三塁を踏ませなかった。

 「投げ終わって何ともないというのが良かった。でも(捕手の)加藤さんにランナーを背負った時に球が速くなっていると言われたので、それでは…」と収穫と課題を口にした。

 岡崎郁2軍監督(52)は「投げられたことが一番かもしれないが、彼くらいのクラスなら結果0に抑えたことも大事だけれど、内容も今後の投球で考えていけないとね」とエールを送った。