<巨人1-3ソフトバンク>◇21日◇東京ドーム

 ソフトバンクが2年連続の交流戦優勝に逆王手をかけた。

 帆足和幸投手(34)が7回6安打1失点の好投で4勝目。西武からソフトバンクへ移籍後、交流戦では8戦6勝の無敗男が本領を発揮し、打線は4回に李大浩内野手(32)が自らの誕生日を祝う11号ソロで先制して主導権を握った。

 22日の巨人戦で引き分け以上で優勝が決まる。秋山幸二監督(52)は「そういうことは考えず、明日は新人(支配下1年目の飯田)が投げるので勝ちをつけさせてあげたい。最後の交流戦で優勝がかかっているので良かった。せっかくなので、ハイ…」と控えめながら優勝を意識した。