<ヤクルト3-5阪神>◇15日◇神宮

 阪神和田豊監督(52)が約1カ月ぶりの連勝を飾った。

 同点で迎えた8回1死二塁、関本、西岡という順番で代打を用意。切り札関本が勝ち越しのタイムリー二塁打を放った。

 「セキ(関本)はどちらかというと遅い球や変化球に強いんで。それがだめでもツヨシ(西岡)がいるということで、とっておきを先に出して勝負をかけた」。連勝は8月19日の中日戦以来となるが、指揮官は「思い出に浸っている場合ではないからね。一戦、一戦、勝つしかないわけだから」と話した。