オリックス森脇浩司監督(54)が4日、都内のオリックス本社で宮内義彦オーナー(79)にシーズン終了の報告を行った。

 今季は投手力を中心にリーグ戦は2位と躍進。優勝したソフトバンクとは勝率わずか2厘差だった。それでも指揮官は「何よりペナントを勝ち取ることができなかったおわびを心より申し上げた」と謝罪した。

 宮内オーナーは「残念ではあるが、ペナントレースに絡むレベルになりたいという、基本的な目標は達成できた。終わったことより、来季に向かって足りなかったところをどう補うか」と、今季をステップとした悲願のリーグ制覇を期待した。