<2014SUZUKI日米野球:日本代表2-0MLB>◇第1戦◇12日◇京セラドーム大阪

 侍ジャパンの菊池涼介内野手(24=広島)が美技で魅せた。2番二塁でスタメン出場。3回1死の守備で、一、二塁間を破りそうなゾブリストの打球をグラブを目いっぱい差し出してつかむと、体を1回転させた送球で一塁アウトにした。

 菊池は「取った時に振り返ったら、マエケンさんが“いつも通り”と口パクで言っていました」といたずらっぽい笑顔だ。

 打っても初回の第1打席で、今季16勝を挙げたマット・シューメーカー投手(28=エンゼルス)の内角145キロをとらえて左翼線二塁打を放つなど、2四球を含む4打席3出塁。初めての日の丸で存在感を発揮した。