ヤクルト小川泰弘投手(24)が19日、都内の事務所で契約交渉に臨み、900万円増の6500万円でサインした。

 今季は右手のひら骨折による離脱もあり、17試合で9勝6敗と2年連続2ケタ勝利はならず。悔しさをにじませながらも、「最大限の評価をしていただいたと思う。(今季は)ケガも含めて力がなかったということ。もう1度自分を見つめなおして、鍛え直したい」と、巻き返しを誓った。

 来季の先発陣にはFAで成瀬が加入。「野球に対する姿勢、ピッチングの考え方、いろいろ学びたいと思う」。目標には2ケタ勝利を掲げ、「1年通して、イニングをしっかり投げれば数字はついてくると思う」と、表情を引き締めていた。(金額は推定)