秋季キャンプから両打ちに取り組む上本崇司内野手(24)が19日、マツダスタジアムで自主トレを行った。丸佳浩外野手(25)らとノックなどで汗を流すと、室内に移動し左打席でティー打撃を行った。

 今季は主に守備や代走から出場機会を得て、18試合に出場した。両打ちを確立できれば、起用の幅も広がるだけに、今オフは例年以上に打撃練習を増やしている。「これまでオフはあまり振っていませんでしたが、今年は振る量を増やしています。本当は実戦の中で打てれば一番良いんですが、振って覚えていければと思っています」。秋季キャンプ中、緒方孝市新監督の助言から両打ちに挑戦。慣れない左打ちを習得するために、オフからバットを振り込んでいく。