日本ハム大谷翔平投手(20)が9日、沖縄・名護で行われた紅白戦で今季初の実戦マウンドに上がり、2回2安打1失点(自責0)で降板した。最速は155キロ。

 3回から2番手で登板し、今オフ取り組んでいるワインドアップで投げたが、制球にも苦しみ、味方の失策もあって失点した。

 「初めてだったけど、試したいこともできたし、課題もみつかった。ワインドアップもセットも、どちらもやろうと思っていた」と4回はセットポジションに戻し、陽岱鋼、近藤から三振を奪うなど無失点。

 2与四球のほか、盗塁も許し、課題も出たが「真っすぐは、いいボールと悪いボールがはっきりしていた。また次回、改善していきたい」と振り返った。