巨人小笠原道大内野手(38)が14日、東京・大手町の球団事務所で契約更改交渉を行い、2年契約のため、現状維持の4億3000万円でサインした。今季は死球を受けてのケガで2度の長期離脱。打率は2割4分2厘、5本塁打、20打点で、いずれも巨人移籍後の07年以降でワーストの成績だった。「プレーできないということでいえば、(今季は)よくなかったのかなと。逆にケガをしないとわからない部分もありますから。来年以降にうまく生かさないといけない」と振り返った。来季に向けて「1年間、1軍のグラウンドで思い切ってプレーする、貢献をする、最後に笑えるそういう1年でありたいと思います」と意欲を示した。