<全日大学野球選手権:東洋大10-0道都大>◇10日◇準々決勝◇神宮

 昨年王者の東洋大(東都)が、貫禄の8回コールド勝ちで2年連続の準決勝進出を決めた。

 8日の福岡大戦で、大会タイ記録の19奪三振をマークした藤岡貴裕投手(4年=桐生一)が先発。7回までを2安打13奪三振無失点に抑えた。8回、4番戸田大貴内野手(3年=前橋工)の満塁弾で10点差とした。

 最速152キロ、2試合で32個の三振を奪った藤岡は「野手が『守ってやる』って言ってくれたんで打たせる投球をしたんですが、結果的に取れました」と話した。