<東京6大学野球:明大7-0立大>◇第5週最終日◇9日◇神宮

 明大が立大に7-0で連勝し、勝ち点4として優勝に前進した。残る東大戦に勝てば、4季ぶりの優勝が決まる。善波達也監督(49)は「(難波が)冷静なプレーでピンチを切り抜けてくれた。あれが大きかった」と話した。2回にリーグ22年ぶりとなる三重殺を完成した。投手前にあがった送りバントをワンバウンドで捕球し、三塁-二塁-一塁と転送したプレーをたたえた。これで慶大の春秋連覇はなくなり、立大も優勝争いから脱落した。善波監督は22日からの東大戦に向け「東大もいい試合をしている。気を緩めず、練習をつんで臨みたい」と話した。