<第82回都市対抗野球:NTT東日本8-2住友金属鹿島>◇準決勝◇31日◇京セラドーム大阪

 NTT東日本は11年目の平野宏内野手(33)が殊勲打を放った。0-0の6回1死満塁の絶好機で三塁線を破る2点二塁打。好投した先発の黒田信広投手(34)は1年先輩と年が近く「早く点を取ってあげたかったし、チャンスで打ててよかった」と相好を崩した。

 今大会はここまで、途中出場した準々決勝で3打席に立っただけ。限られた活躍の場で存在感を示し「チームにいる意味を見せられた」と胸を張った。