<東京6大学野球:慶大9-1東大>◇第4週初日◇5日◇神宮

 東大が慶大に敗れ、リーグ戦31連敗となった。1回に相手投手の暴投で先制。昨秋の最終戦以来となる得点を挙げたが、続く2回が誤算だった。先発の香取潤一投手(4年=筑波大駒場)が3ラン含む6安打とつかまり、打者12人に一挙7失点。リリーフ待機していたエース鈴木翔太投手(3年=時習館)の出るタイミングがなくなってしまった。4人で15四死球を与えた投手陣に、御手洗健治監督(61)は「もうちょっと踏ん張って試合をつくってもらわないとね」とため息だった。