＜東京６大学野球：慶大５－３早大＞◇最終週初日◇２日◇神宮

　昨夏の甲子園優勝投手、早大・吉永健太朗投手（１年＝日大三）が早慶戦に先発。１回に先頭打者本塁打を浴びるなど５回途中２失点降板とホロ苦い早慶戦デビューとなった。試合は９回に早大が追いつき延長戦へ。しかし慶大が１０回に２点を勝ち越し５－３で先勝した。吉永に勝敗は付かなかった。慶大１０００１０１００２＝５早大００００００００３０＝３＜１回＞

　１番福富に１ボールからの２球目を左翼席へ先頭打者本塁打を被弾。２番影山は三ゴロ。３番、日大三時代の同僚、横尾も三ゴロ、４番山崎は二飛に打ち取った。＜２回＞

　５番阿加多に右前安打。６番倉橋に四球を与え無死一、二塁。７番、同じ１年生の谷田は大きな中飛で１死一、三塁。８番福谷は内角速球で空振り三振。９番辰巳はシンカーで空振り三振に仕留めピンチ脱出。＜３回＞

　１番福富を三邪飛。２番影山は見逃し三振。これが３個目。３番横尾は死球。４番山崎は二飛に仕留め無失点。＜４回＞

　５番阿加田は中前安打。送りバントで１死二塁。７番谷田は外角低め直球で見逃し三振。８番福谷は中飛で無失点。＜５回＞

　９番辰巳を打ち取り、１番福富は死球。２番影山は二ゴロ失策で１死一、二塁。３番横尾は外角低め直球で空振り三振。これが５個目。４番山崎の初球はワンバウンド。捕手が一瞬見失う間に二、三塁に。山崎は四球で２死満塁。５番阿加多への３球目の低め変化球が暴投となり三塁から福富が生還。２点目を失った。阿加多は四球で再び満塁。ここで岡村監督が登場し、吉永は降板となった。その後、２番手安達が追加点を与えず。