<都市対抗近畿地区第2次予選:日本新薬3-0三菱重工神戸>◇第4代表決定戦◇9日◇舞洲

 日本新薬が三菱重工神戸に快勝し、12年連続30度目の出場を決めた。6回に木戸俊雄内野手(32=立命大)のスクイズから2点を先制。7回には田中一八内野手(24=九共大)の適時打で3点目を追加した。守っては滝谷陣投手(25=近大)が4安打完封。大学時代に投げていたスライダーを今季から再び投げ始めた滝谷は「打者に踏み込まれるのがいやでまたスライダーを投げるようになりました。きょうはその球で打者を詰まらせることが出来た。やってきたことを出せました」と今季初完封を振り返った。